ランドロック購入後、何度かキャンプに行きましたので、いい点も悪い点も忖度なしで正直にレビューしたいと思います。
購入したのが11月下旬でしたので、冬キャンデビューも果たしました。
これまでヴォールトでは、冬キャンプはできませんでしたが、ランドロックなら大丈夫だろうという事で挑戦したのですが、なんとその日は大雪!
期せずして、雪中キャンプも初体験することになりました。
しかも、我が家は一酸化炭素中毒が怖いので石油ストーブ無し!
なんとか電気の暖房だけで乗り切ったので、そのあたりも詳しく紹介したいと思います。
ランドロックだけでなく、石油ストーブ無しでの冬キャンプを考えている方の参考になればと思います。
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初めての「ランドロック」設営に挑戦
ランドロック購入後、試し張りと練習を兼ねてデイキャンプに行きました。
事前に動画を見て、かなり予習をしていきましたので、基本的にはスムーズに設営できました。
1回目は、1時間ほどかかりましたが、ますまずの結果でした。
唯一てこずったのが、真ん中のセンターフレーム。
設営時は、手順としては最後のポールになるのですが、高さもあってなかなかポールが、うまく入らない。
動画などでは、センターフレームを通した時、抜ける場所に引っかかるから、反対側に人がいた方がいいとありましたが、そんな問題ではなくて、ただただポールが入らない。
場所が高すぎて、押し込むときに力が入らないんですよね。
撤収時も最初に抜くことになっていますが、これまた高さがあって、なかなか抜きづらい。
もう、途中であきらめて、ピンだけ外してほかのポールを先に抜きました。
そんな反省を生かして、2回目のデイキャンプでは、真ん中のセンターフレームを立ち上げ前に通しておきました。
順番でいうとAフレームリッジポール、Aフレームを通した後、先にセンターフレームを入れる形です
本来のやり方とは違うので、自己責任ということになると思いますが、こちらの動画がわかりやすいかったので載せておきます。
このやり方でスムーズに設営できました。ペグうちまで含めても40分ほどで終了。
撤収時もあっという間に完了しました。
購入前に気になっていたランタンフック
ランドロックを購入する前に調べてもよくわからない点がありました。
それは、ランタンフックはついているのかどうか?!
インナーテント(寝室)の中には、ランタンフックがあることが明記されているのですが、リビング部分がどうなのか、よく分かりませんでした。
実際のところ、ランタンフック専用と思われるものは、ついていませんでした。
ですが、インナーテントを吊るすフックとドアパネルをまとめるフックにハンギングチェーンを通すことはできました。
引っ掛けている部分の耐久性はどうなのか気になるところですが、おそらく、この使い方をしている方が多いと思います。
よほど重いものを吊り下げない限り、大丈夫だと信じて使おうと思います。
初めての「冬キャンプ」に挑戦
デイキャンプで2回も予行演習をしたこともあり、設営には自信を持った状態で本番に臨みました。
1月某日、栃木県にあるキャンプアンドキャビンズ那須高原へ
ホームページを見る限り、相当寒そうです!
気温は日中で2度から5度、朝晩は氷点下5度まで下がることもあるようです。
何かしらの暖房器具は絶対必要なのですが、我が家では石油ストーブは基本的に考えませんでした。
まず自宅で石油ストーブを使っておらず、ストーブを買ってもキャンプ専用になるということと、灯油自体もキャンプ以外使うことがないのです。
そして、何と言っても一番のネックが、一酸化炭素中毒が怖い・・・
そこで色々調べました。石油ストーブがなくても冬キャンプができる方法を。
やっぱりCO中毒のリスクがないものといえば、電気系の暖房器具です。
我が家では徹底的に電気に依存して、冬キャンプを乗り切る覚悟です。
用意したのは、電気ストーブ1台、電気セラミックヒーター1台、電気カーペット(2畳)、電気毛布2枚です。
これでもかというほど、電気系の暖房器具を用意いたしました。
あとで詳しく書きますが、寒さとの戦いというよりワット数との戦いでした。
念のため、COチェッカーも準備しました。というのも、ガスコンロだけは、リビングで使用する予定でしたので。
夜には大雪となったがギリ耐えられた
キャンプ場について設営が終わったのが15時ごろでした。
体感としてはそれほど寒くもなく、逆に設営で体を動かして少し暑いくらいでした。
ですが、夕方になると一気に冷え込んできました。
夕方〜夜 リビング部分の暖房
まずはリビングで電気ストーブ2台を稼働させました。
キャンプアンドキャビンの電源サイトは2000wまで可能です。
ちんみに我が家では下記の延長コードを使っているので、3つまで同時にコンセントを刺すことができます。Amazonの方が安かったです。
安いやつだと2000円以内でも買えますね。
電気ストーブのうち1台はマックスパワーで動かして1200w、もう1台はマックス800wです。
2台同時にフルパワーで動かすと、2000wギリギリです。
さすがにブレーカーが落ちるのも迷惑なので、余裕を持って、1台は400wで稼働させました。
その結果、室内の温度は・・・
ストーブから離れた場所で計測したのですが、しっかり温めてくれていました。
そこまで高くはありませんが、それなりに厚着もしていたので、寒さはほとんど感じませんでした。
特にストーブの前にいると、とっても暖かったです。
ストーブ2台体制は600wと400wにするなど、キャンプ場に合わせてワット数も調整もできるし、何より想像以上に暖かくなるのでおすすめです。
ちなみに私はアマゾンで購入したのですが、どちらも5000円以下で安かったです。
ちなみに少しだけ窓を開けた状態で、ガスコンロで鍋焼きうどんを作ったのですが、COチェッカーの数字はほとんど変化しませんでした。
逆に鍋焼きうどんのおかげで室内が少し温まった感じでした。
おそらく石油ストーブでも、CO中毒はそれほど心配することはないのでしょうが、やはり睡眠時は消す人も多いのではないでしょうか?
電気系暖房器具なら夜でもフル稼働させることができるので、安心かつぬくぬくなはずです。
が、しかし・・・
夜7時過ぎから雪が降ってきた!
2台の電気ストーブでこれなら冬キャンプも余裕だななんて思っていたら、なんと雪が降り出しました。
最初はパラパラ降る程度で大丈夫かなと思っていたのですが、時間が立つに連れ本降りに!
そして、あっという間に積もり始めました。
凍えながら、外の荷物を片付けたりしましたが、テント内に戻ると、やっぱりあったかい!
2台の電気ストーブがしっかり温めてくれていました。
そのときの温度は・・・
天井付近にぶら下げていたこともあり、なんと14度オーバー!
そんなこんなでテント内にいる限り、寒さはほとんど感じず、私はトレーナー1枚でも平気な感じでした。
ですが、購入したてのランドロック、雪の重みは大丈夫かと心配になってきました。
すると、周りからドンドンとテントを叩く音が
どうやらテントの中から叩いて、積もった雪を下ろしているようです。
私も真似をしてやってみたら、面白いほどザーッと雪が落ちました(正しいやり方かどうかはわかりません)
ちなみに翌朝見たら、スカート部分を落ちた雪が塞いでいました!
そんなこんなで寝る前にはほぼ雪は止んでいたので、重みで倒壊を心配することなく眠りにつきました。
寝る時の寒さ対策は?
まずは、我が家の寝室内の寒さ対策&電気暖房体制をご紹介します。
インナーテントの上にランドロック専用のインナーマットを敷き、その上に厚さ10cmのインフレーターマットを敷き、さらにその上に厚さ8mmの銀マットを敷きました。
これだけでも底冷え対策は相当なものだと思いますが、そこに最強アイテム「電気カーペット」を重ねます。
低温やけどをふせぐため、ラグをかければ、寝袋を敷いて寝床の完成です。
電気カーペットもAmazonで5000円以内で買えます。
さらに空間の温度をあげるため、インナーテント内にセラミックヒーターを1台投入!
これは、転倒時に自動オフ機能が付いているので安心です。
電気カーペットを強にして400w、電気セラミックヒーター強で1200w、同時に稼働させても1600wなのでまだ余裕があります。
あとは、寝袋の上からかける電気毛布も用意しました。こちらもアマゾンで安く購入。
キャンパーにも人気のスギボーの電気毛布です。掛け敷き両方可能です。
ただ電気毛布はニトリでも結構安く手に入ります。
電位毛布は2枚用意しましたが、ワット数は50w程度ですので、ポータブル電源からも給電が可能です。
さあ、万全の体制でいざ就寝。
電気カーペットとセラミックヒーターを稼働させると、なんと室内の温度は・・・
電気カーペットの上とは言え、もはや暑い
子どもも私も着込んでいましたが、いつもの寝間着で十分快適な状態でした。
そのため、2枚も用意していた電気毛布は袋から出すことすらないまま、出番を終えました。
もちろん、安眠することができたのですが、実は落とし穴がありました。
電気カーペットには、自動電源オフ機能があって、8時間ほどで電源が切れていたのです。
その結果、セラミックヒーターだけの状態になり、室内の温度も急降下。
それでも10度近くはあったので結局、朝目覚めるまで寒くなっていることに気づきませんでした。
ただ、電気カーペットは寝る直前に電源を入れ直した方がいいかもしれませんね。
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