2年ほど前、クラピアK7を購入し、庭に植えました。
クラピアを育てるのは簡単との口コミを信じていたのですが、いやはや大失敗です。
緑のじゅうたんの夢はかなく散り、クラピアたちは無残な姿になってしまいました。
おそらくクラピアK7が悪いわけではなく、私に問題があったと思います。
今回はその敗因を分析してみました。
これから挑戦しようという方の参考になれば幸いです。
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クラピアK7を植える事になった経緯は?
なぜクラピアK7を植えたのか?
その答えは、芝生(高麗芝)が枯れたからです。
元々一戸建て購入時に芝生が植えられていて、最初はすくすくと育っていたのですが、2年目に枯れ始め・・・
3年目には日が当たらない場所は、ほとんど枯れてしまいました。
日当たりと水はけが悪い、最低な条件の我が家の庭。
冬はもちろん春や秋も全く日が当たらない場所が多く、ほぼ真上に太陽が上がる夏でも日陰が出来てしまうんです。
都会というほどの場所ではないんですが、西側以外は隣の建物との距離が近く、全方位的に影ができやすい植物にとっては、生きた心地がしない庭なんです。
水はけはめちゃくちゃ悪いというわけではないんですが、ちょっとした量の雨が降ると1日では水が引かない場所があります。
そんなお庭ですので、新しい芝も1年ほどで半分以上が枯れました。
写真にある真ん中の穴は、水はけを良くしようと奮闘した痕跡です。
いずれにせよ、このままでは・・・
あまりにもみすぼらしい!
なんとかせねばと、色々調べてたどり着いたのがクラピアでした。
グランドカバープランツなんてものがあることも知らなかったのですが、様々な種類があることに驚きました。
クラピアだけでも、現在「K3」「K5」「K7」と3種類あります。
クラピアのHPはこちら
そんな中でも、ダントツの人気で口コミなど評判が良かったのが「クラピアK7」でした。
クラピアで魅力的に感じたのが・・・
- 綺麗な緑のじゅうたんになる
- 比較的育てやすい
- 手入れが楽
- 種が飛ばず、近隣に迷惑をかけない
あと最大の懸念点である日陰問題については、明確な答えが見つからなかったのですが、高麗芝よりは日陰に強そうだと感じたので、一度試してみるかとなりました。
長く厳しい戦いが始まる「1度目の購入」
苗を植える時期はネットで調べると10月上旬までが適切という書き込みが多かったので、10月初めくらいに購入し、ぎりぎりの10月中旬くらいに植えました。
購入したのは10株。安い買い物ではないので、まずはお試しという事でこれくらいの量にしました。
ちなみに8000円くらいしたと思います。
で、いざ植えてみると、それほど広い庭ではないのですが、苗があまりにも小さすぎて、写真でも分かると思いますがこれが本当に広がるのかと不安になりました!
さらに本来は15度以上が20日以上継続しなければならないようですが、11月近くになるとクリアできない日も出てきてしいました。
しかし、植えてしまったものは仕方がない。
何もせず放置していました。
冬になると茶色に変色しましたが、翌年春になると緑色が復活し成長が始まりました。
よしよし!と見守っていたのですが、さすがにこの量では広がりようがありません。
苗を増やせば行ける!と思い、急遽20株を追加で購入したのです。
が、これが悪夢の始まりでした。
緑のじゅうたんを目指し「2度目の購入」
最初に購入した苗のすき間を埋めるように、追加分を植えました。
時期は梅雨入り直前だったので、水やりもすることなく、成長が加速しました。
この頃は、日に日に驚くほどのスピードで成長していくので楽しかったです。
横へのつながりもみせ始め、ついに念願の連結が始まりました。
まだまだ土の部分が多いとはいえ、つながり始めたことで勝利を確信していました。
しかし、一刻も早く1面緑のじゅうたんを願うあまり、わたくし余計なことをしてしまいました。
1年目は、このままほっておけばよかったのかもしれません。
おそらくやらない方がよかった事
成長するにつれ、密度がなく、上に伸びているのが気になり始めました。
ネットでは踏みつけるのがいいとあったのですが、いくら踏みつけてもすぐに上にのびてしまうので、めんどくさかったこともあり、芝刈り機で短くしたら密度も増すのではと思い、ざっくり刈りました。
これが悪影響を及ぼしたのか、定かではありませんが、その後、一部の苗の先端部分が変色し始めます。緑色から黄色へ。
ただこれは、芝刈り前の写真でも一部うっすら黄色になっているのが確認できるので、芝刈りは関係ないかもしれません。
ネットで調べたところ、白絹病の可能性があるみたいでした。
ただ枯れた部分に白い菌糸のようなものあるとあったのですが、それは確認できませんでした。
原因はよくわからないままでしたが、白絹病に効くという薬を探し、とりあえずかけて様子を見ることにしました。
しかし、劇的な改善は見られず、枯れる範囲はどんどん広がっていきます。
一部の場所では元気よく育っていましたが、大半は枯れてしまいました。
結果、土に戻ったクラピアたち・・・
結局、翌年には相当な範囲が枯れてしまいました。
一部は生き生きと成長しているんですけどね・・・
1年後でこの状態は、やっぱりおかしい。
一体、何が原因だったのか?
基本的に要所要所での私の対応が良くなかったと思います。
ただ、それ以外にも原因はあったと思います。
まず枯れていた場所は、水が溜まりやすい場所だった気がします。
クラピアは多湿がよくないということなので、それも原因かもしれません。
ただ水たまりが出来ると言っても、せいぜい1日で水は引きます。
そこでまで水はけが悪いわけではないです。
もう一つ、原因として考えられるのが、日当たりの悪さ。
隣家が迫っているため太陽が真上に上る時期しか、庭に日があたりません。
ただ、それでもある程度まで成長したので立派だと思います。
我が家の「クラピア大作戦」断念
クラピアだけでなく高麗芝も枯れましたし、土壌がやばいんですかね。
ホムセンで購入した野菜用の土を使い、育てたクラピアはしっかりと成長していたので・・・。
そんなこんなで、我が家は「クラピア全面緑化計画」の断念を正式に決定。
わずかに残っていたクラピアを見ていると辛い思い出がよみがえるので・・・
無念のお別れです。さよなうらくらちゃん。
ただむき出しの土は、あまりにも無残なので、今後どうするか頭を悩ませています。
次は西洋芝か、高麗芝のTM9も気になっています。
今回のクラピア作戦、我が家は、厳しい条件のため、うまくいきませんでしたが、その生命力はすごいと思います。
芝生がうまくいかない方は、一度試してみてもいいかもしれません。
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