タイトルの通り、我が家ではこの春、高麗芝TM9に挑戦しました!
まだ完全に失敗したわけではないのですが、すでに大きなミスを犯してしまいましたので、みなさんが同じ過ちを繰り返さないよう共有させていただきます。
常識といえば常識かもしれませんが、初心者の方などは参考にしていただければ幸いです。
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高麗芝「TM9」を植えることになった経緯
以前にもブログに書きましたが、我が家の庭は失敗続き。
最初はノーマルの高麗芝があったのですが、2年ほどで枯れてしまい、次にクラピアK7を植えたのですが、これまた枯れてしまいました。
詳しくはこちらをご覧ください。
もう「緑化」は無理かと思い、人工芝などのサイトを眺めたり・・・コンクリもありか・・・なんて色々考えていました。
とにかく挫折感が半端なく、土むき出しで放置した状態がしばらく続いていたのです。
すると・・・なんということでしょう!
庭が雑草だらけになってくれました!
芝は枯れても、雑草は生えるのね。
ある意味、緑化出来ましたが・・・
さすがにみすぼらしい。
しかも雑草抜きをこまめにやっていたら、新たな問題が発生。
雨の日のあと、家の壁が抹茶色・・・まっ茶色になっているんです。
そう、泥が跳ね返って壁という壁を汚しまくっているんです。
そうか、芝生は泥はね防止の役割も担っていたんだなと、改めて芝生のありがたさをかみしめました。
こんな庭は嫌だ!いい加減にしてくれ!と、我が家の女帝が申すので、重い腰を上げる事になったわけであります。
なぜ高麗芝TM9にしたのか?
同じ失敗は繰り返したくないので、高麗芝、クラピアは候補から除外しました。
他にグランドカバーを調べてみると・・・野芝、西洋芝、高麗芝TM9があることが分かりました。
野芝はなんとなく野生児って感じで強そう。
西洋芝は冬でも枯れないみたいで年中、緑を味わえる。
TM9は伸びすぎないらしく管理が楽そう。
それぞれ特徴があるようですが、もはや何が正解か分かりませんので、これといった決定打はなかったんですが、たまたま近くのホームセンターに山積みにされていたのがTM9!
ならば、TM9くんで試してみようではないかという事になりました。
4月、まずは土づくりをしっかり。
芝生の張り方を調べると、どこを見ても最初の土づくりが大切とのこと。
まず10cmほど掘り返し、川砂を投入し、芝生用の床土も混ぜました。
2m×4mほどの広さですが、川砂6袋、床土は目土分も含め8袋ほど購入しました。
厄介だったのは、土を足した分、いらない土がわんさか出てくるんです。
調べてみたら、土ってなかなか捨てるのが大変。
うちの自治体はごみとして回収してくれないんです。
リサイクル業者とかに有料で引き取ってもらうしかない。
結局、土嚢袋に入れてしばらく保管することにしました。
土嚢袋はすぐボロボロになるみたいなので、長期間保管する場合は、紫外線に強いタイプを選んだ方がいいようです。
ちょっと高いですが、黒い土嚢袋がホムセンに売ってました。
そして土壌改良が終われば、水平になるようにトンボでならし、なんとか下準備が終了。
この作業に2週間ほどかかりました。
なかなかの重労働ですが、この苦労が1年後には報われるはずです。
いざ実践!TM9を庭に張っていきます
土が出来たら、こっちのもんです。
5月、TM9を庭に張っていきます!
ホームセンターに行ってTM9をゲットし、車で運んで、庭に並べていくだけ。
この作業は楽ちんだし、普通に楽しいです。
並べ方は、いろいろあるようですが、今回は2~3cmほど少しすき間を空けて、互い違いに並べる「目地張り」というやり方でチャレンジしてみました。
この方法のメリットは、芝生の量を節約出来るとのことです。
迷ったらこれがいいようなので、これにしました。
最後に目地の所や芝生の上に目土を入れます。
目地の部分はへこんでいるところを埋めればいいので分かりやすいのですが、芝生の上にまく目土の分量が難しい・・・。
緑の葉っぱの先っぽが隠れないようにとのことですが、普通にかけたら隠れそうで、ほんの気持ち程度まいただけで終わりにしました。
それでも目土入れすぎたかと心配になるくらい張った直後は全体的に茶色いです。
目土は大事なようですが、チキンなので様子を見ながら追加しようかなと思います。
さあ、後は待つのみです。
といっても、最初は水まきが大切です。
乾燥しないように雨が降らなければ、2日に1回程度は水をまきました。
TM9のその後・・・大失敗の全貌
1週間後、うっすらと緑色が見えてきました。
2週間後、大きな変化なしでしたが・・・
3週間後、緑色が増えてきた。
着実に成長していることを実感。
小さな幸せ噛みしめる。
1か月後、相当、緑色の部分が増えてきたが、目地はしっかりと分かるレベル。
まだまだ先は長いです。
40日後、何かがおかしいことに気づき始める。ずっと茶色のままの場所があるぞ。
1か月半後、やっぱり茶色いままの場所がある。このムラはなくなるのだろうか?不安。
2か月半後、じゃじゃーん!ほぼほぼ緑になりました!もはや目地も埋まっています。
まだマダラの部分もありますが、これは時間の問題で緑になるでしょう!
しかーし、1箇所だけはっきりと茶色の場所があるんです。
いや1枚だけですね。
この1枚は、一切緑の葉っぱが出ないまま2か月半です。
この1枚を恐る恐るはがしてみると・・・
はい簡単に剥がれました。
根付いていなかったんですね。
おそらく再生不可能だと思われます。
この失敗を防ぐための簡単な方法
実はホムセンで購入した時、何も考えていなかったんですが、後から調べると、この購入時の目利きが大切なんだそうです。
つまり「はずれTM9」を引いてしまったようです。
確かに、私が購入した時、TM9が売られていたんですが、山積みではなく、最後の数束という状態。
入荷直後のTM9ではなかったんです。
購入する時は、そのTM9は新鮮か?ということをちゃんとチェックしなきゃいけないんです。
とはいえ素人ですので、簡単なチェックでもいいと思います。
まずは青々としているか?全面緑色の綺麗なものは、あまりないかもしれませんが、少なくとも緑の部分が少しでもあるか、束の中の方まで緑かは大事だと思います。
あとは販売店舗で保管されている時に水やりはしっかりできているか?適当にやっていると束の中の方に浸透していない可能性もあります。
芝生に乾燥は大敵です。カラカラに乾いた状態だったら買うのはやめた方がいいと思います。
結論、ホムセンで買う場合は、入荷直後に購入するのがベストです。
あとはネット販売も新鮮な芝生が届くようですが、自分で選べないので不安は残りますよね。
枯れたTM9 今後の計画は?
さて、枯れた1枚をどうするか?
今、思案中です。
- このままほったらかしにして、周りの芝生が覆い尽くすのを待つ
- 秋にTM9を購入して、張り替える。
- 元気な場所のTM9を少しだけ切り取って移植する
今すぐにやるべきことでもないので、ゆっくりと考えたいと思います。
この1枚も含め、またいずれ、TM9の成長記録の続編をお届けしたいと思います。
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