数ある大型2ルームテントの中からどれにすればいいのか?
前回、前々回のブログでは、7つのテントを自分なりに様々な角度から比較しました。
その結果、私の中で最終候補に残ったのは、スノーピークのランドロックとコールマンのコクーン3となりました。
この2つのどちらにするのか?
何度も店に足を運び、実物を見たりして、悩みに悩んだ結果、ランドロックを購入することに決めました!
今回、購入に至るまでのプロセスを書きたいと思います。
ランドロックとコクーン3で悩まれている方の参考になれば幸いです。
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2つのテントを色々と比較した結果
まずはスノーピークのランドロックとコールマンのコクーン3を、色々と比較した結果、私が感じた部分を中心にどちらが優れているのか率直に書きたいと思います。
スペックは「コクーン3」が上
強風時などの耐久性は、どちらも優れていると思いますが、ポールの本数が多いコクーン3の方がより頑丈かなと思いました。
幕の素材に関しても、生地の厚さや耐水圧など数値的には、ほぼ全てコクーン3の方が同等かそれ以上になっています。
特にコクーン3は、インナーテントに遮熱性・通気性の高いコットン混紡ポリエステル生地を採用しているそうで・・・
その結果、テント内の湿気を排出し、真夏でも快適に過ごせるんだそうです。
またベンチレーションの数もコクーン3の方がそんなにいる?っていうくらい多いです。
確か6箇所もあったと思います。
ちなみにランドロックは2箇所です。
他にもスペック的に気なった点は、コクーン3には、リビング部分に天窓が付いていること。
昼間は天窓から明るさが取れるだけでなく、夜には星空が見れるというんですから、たまりませんよね。
機能性と遊び心を兼ね備えた天窓さいこーだと思います。
そして、私にとって何より一番大きなポイントだったのが、入口を跳ね上げたときのサイドにあるストームウォールと呼ばれる部分です。
これは雨や風がテント内に吹き込むのを軽減する役割があるんですが、何より周りの目線をカットしてくれるので、リビング部分がさらに広く活用できます。
ランドロックにも限定モデルなどに付いているようですが、通常モデルには付いていません。
もちろんランドロックのスペックも最上級に近いものだと思いますが、さらにその上を行くコクーン3がすごすぎるんです。
なのに、なのに、なのにですよ!コクーン3の方が安い!という衝撃の事実があるんです
価格も「コクーン3」の方が安い!
公式HPの価格では・・・
コクーン3が・・・・19万9290円
ランドロックが・・・21万7800円
1万8510円もコクーン3の方が安いんです。
しかもコクーン3には、ルーフフライシートとキャノピーポール3本が付いていてこの価格です。
もしランドロックにもルーフシールド(1万6500円) とアップライトポール(1万230円)をつけたら・・・
合計で24万4530円でコクーン3より5万円近く高くなります!
ここまで見ると、圧倒的にコクーン3が有利なんですが、ランドロックにも捨てがたい魅力があるんです。
設営は「ランドロック」の方が簡単
実際、購入前に設営をすることはできません。
ですので、死ぬほどyoutubeでそれぞれの設営動画を見まくりました。
ちなみにランドロックで私が分かりやすいなと思った動画はこちらです。
コクーン3はこちらです!
今ではどちらのテントでも、何も見なくてもたてられるのではと思うほどです。
それならどっちでもいいじゃんということになりますが、実際はそんなにうまく行かないことを私は知っています。
設営は簡単な方がいいに決まっているんです。
客観的に、ポールの数がランドロックの方が3本も少ないという曲げられない事実があります。以前のブログでも語りましたが、ポールが増えれば、設営時間が伸びるのは必然です。
純粋にポールの数が6本と9本は大きな差です。繋いで差し込んでリングにはめてという作業が3回減るだけで10分は短縮すると思います。
それに加えて、動画を見まくった結果、コクーン3は、立ち上げ時がとてもデンジャラスでした。
立ち上げに失敗して、ポールがぶっ飛んでいくという動画もありました。
さらに色んな動画を見る限り、最後の2本のポールを刺すのが死ぬほど大変な感じです。
もちろん慣れてしまえば、大したことではないと思いますが、最初につまづきたくはありません。
ということで、設営時間はランドロックの方が短いという結論に至りました。
雨撤収時の乾燥は「ランドロック」の方が楽ちん
アフターケアの違いについても比較しました。
ポールが折れたり、幕が破けたりしたときの修理はどうなのか?
スノーピークは永久保証と謳っておりますが、新品でなければ、実質は有料での修理になると思います。
コールマンの方も有料で修理してくれます。
修理の際の価格面では、そんなに大きな差はないと思います。
ちなみにコールマン・パーツ・カタログのページを見る限り、ポール1本単位でオンラインで注文することもできるようです。
修理が面倒くさければ、新品に交換するのもありですね。多少の費用はかかりますが・・・
ただアフターケアでコールマンとスノーピークで決定的に差があるのが「乾燥サービス」なんです!
撤収時に乾燥できず、テントが雨で濡れてしまったままのとき、持ち帰った後、乾燥してくれるという有料のサービスです。
スノーピークには、ユーザー専用でこのサービスを実施していて、その料金も良心的です。
ランドロックの場合、グランドシート、シールドルーフ、インナーテント込みで8250円。
これは破格の安さだと思います!
郵送だけでなく、直営店に持ち込みも可能ですので、キャンプ帰りに預けることもできるんです。
実際にエントリーパックTTで一度利用したことがあるのですが、ポールを除いたテントのケースをまるごとビニール袋に入れて、店舗に持ち込みました。
ちなみにガイロープはつけたままでOKで、2週間ほどでキレイに折りたたまれた状態で帰ってきました。
コールマンには、このようなサービスはないので、他のテント乾燥サービスを利用するしかありません。
ただ、その価格が高いんです。調べた限り、最低でも1万円は軽く超えると思いますし、シールドルーフやグランドシートなどを合わせるともっと高額になる場合もあると思います。
そして、もう一つのポイントが、スノーピークの場合、店舗に持ち込めるという点です。
他の乾燥サービスは基本的にコンビニなどから郵送しなくてはならないので、店内に持ち込むのも大変ですし、梱包など手間がかかりますし、何より20万円もするテントに何かあったらと不安です。
スノーピークの直営店は最近は結構増えてますし、近くにあるなら持ち込むほうが、そういった心配や手間はかからないです。
ただ自宅で乾燥できるという人はその方がいいですが、あの大きな幕を乾燥させるのは、マンションではほぼ不可能だと思います。
あと少しでも安くあげたいという場合は、乾燥デイキャンプにすぐに行くという方法もあります。
ただ無料で設営できる場所が近くにあればいいのですが、なければ数千円払ってデイキャンプとなりますので、それでも出費はかかります。
いずれにしても8000円での乾燥サービスは、超魅力的なサービスだと思います。
ランドロックに決めた理由
ランドロックもコクーン3も高い買い物です。
どちらを買うにしても、出来るだけ長く使いたい・・・
ということで、アフターメンテナンスに分があるランドロックにしようと決めました。
機能面ではコクーン3の方が上ですが、年に数回しかキャンプに行かないので、そこまで必要ないかなと?住むわけじゃないんだし、オーバースペックだと無理やり自分を納得させました。
それぐらいコクーン3の機能性の高さは魅力的でした。
特にサイドパネルと天窓は喉から手が出るほど欲しかったです。
ただ設営時間短縮が、そもそも今回の買い替えの最大の目的だったので、それを優先すべきという判断もありました。
できるだけ安くランドロックやコクーン3を購入する方法
Amazonを見ていると、定期的にランドロックやコクーン3を安く手に入るチャンスが巡ってきます。
これはブラックフライデーなどのセール期間じゃなくても、在庫の関係なのか、突然安くなったり、ポイント還元率が高くなったりしています。
ですので、買うと決めたら定期的にチェックするのが、おすすめです。
ネットで購入するのは抵抗があるという場合でも、安く手に入れる方法はあります。
スノーピークの場合、春と秋の雪峰祭が有名ですが、私のおすすめは、スポオソことスポーツオーソリティーです。
雪峰祭でのセールはもちろんのこと、それ以外にも定期的にセールを実施しています。
普段、値引きがあまりない印象のスノピ製品も対象になっていることが多いです。
最近では、キャンプ用品3点購入で25%というセールを実施していました。
この時は、ランドロックも対象になっていて、6万円近く安く購入できました。ランドロックが15万円前後で購入できるんですから、超お得ですよね!
3点まとめ買いといっても、ペグやカラビナなど安い商品を一緒に買えばいいので、無理なく可能です。
ランドロックの場合、グランドシートやインナーマットを同時購入すれば、全て割引になるのでさらにお得です。
このキャンペーンはすでに終了しましたが、スポオソで似たようなセールを定期的に実施しているのでちょっと待てばチャンスは巡ってくるはずです。
さらにスポオソのすごいところは、誕生月に会員であれば、10%分のポイントも還元されるんです。
ランドロックやコクーン3がうまく行けば、半額近い価格で買えるので、近くに店舗がある方は行ってみてはいかがでしょうか。
店舗が近くにない場合も公式サイトの通販でも同じようなセールを行っています。
それにしてもここまで安くなっているのには驚きました。おそらくですが、一時期のキャンプブームが落ち着いたこともあり、在庫がたまっているのかもしれませんね。
さて、わたくし晴れてランドロックユーザーとなりましたので、今後は、ランドロックに関するレビューを書いていきたいと思います。
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