本記事では「リフトに乗るのが怖いという初心者・子ども連れに超おススメ!!
リフトに乗らなくても初心者コースを長距離滑走ができるスキー場!
福島県の「グランデコ・スノーリゾート」を忖度なしでレポートします。
※2024年にEN RESORT(エンリゾート)グランデコに変わっています。(一部加筆)
去年末から3回ほど行きましたので、そのリポートです。
なぜ、リフトに乗らなくてもいいのか?というと・・・
超優秀なゴンドラがあるんです!
ゴンドラがある他のスキー場では、中級コースが含まれていたりで、乗ることはできても滑り降りるのが怖いってことになりかねません。
ところが、グランデコの場合は、すべて初心者コースで滑りおりる事ができるんです。
詳しくは「コース」のところで説明しています。
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「アクセス」はいまいち、やっぱり遠いです…65点
都心から向かう場合のルートは、東北道か常磐道の二択になります。
ナビは東北道を指定することが多いですし、基本的には東北道の方がいいと思います。
東北道は制限速度120キロ区間があり快適でSAも充実しています。
常磐道は距離は長くなり、SAも微妙ですが、渋滞の可能性が少ないと思います。東北道の渋滞時は利用するのもありかもです。
コンビニは、インター降りてすぐのセブンイレブンが最後のコンビニでした。このあたりにセルフのガソリンスタンド(確か出光だった気が…?)もありました。
スキー場の7キロほど手前からは圧雪路!
12月に行った2回は圧雪路。スタッドレスでたどり着くことが出来ました。
1月に行った時は、ところどころに雪がある程度でした。
急な上り坂はあまりなかったと思いますが、前半に急なカーブはたくさんあり、普通の山道といった感じです。
スキー場が近づくにつれ、道は走りやすかったです。
基本的に厳寒期は、ノーマルタイヤでは厳しいと思います。
公式HPの質問コーナーには、4WD+スタッドレスは◎、FF(前輪駆動)+スタッドレスは▲、FR(後輪駆動)+スタッドレスは✕、といった感じで表記されています。
FF+スタッドレスなら、チェーンがあったほうが安心かもしれませんね。
ちなみに私は、バイセンフェルスのチェーンを念のため携行しています。
何度か使用しましたが、装着も比較的簡単で、金属チェーンなので安心感はありますし、何より価格が安いのが魅力的です!
ネットで購入する際は、サイズに注意して下さい。
いずれにせよ、グランデコはやはり距離的に東京からは遠く感じてしまいます。
湯沢あたりなら2時間半程度ですが、グランデコは最低3時間半はかかりますね。休憩も何度か必要なのでより時間がかかってしまいます。
あと道路に積雪している事が多いのも雪道に慣れない人には大変ですかね。
「駐車場」は階段がネックですかね…75点
大きな駐車場が2つあります。
手前の駐車場と奥まで進んだところの駐車場。
おすすめは奥まで進んだ駐車場です。
どちらも距離的には変わらないのですが、違いは階段!奥の駐車場は階段が少しだけなんです。
手前の駐車場はそこそこの階段(3階弱くらいあった気がします。気持ちの問題かも)です。
空いていればどちらの駐車場にも止められるようです。
土日は1000円かかりますので入口の係員の方に支払います。
駐車場所は指定されますが、比較的ゆったり停める事が出来ました。
子連れで荷物も多いため駐車場からの距離は大事。他のスキー場と比べて、遠くもなく近くもないといったところでしょうか。
「センターハウス」はチョー綺麗でした…90点
センターハウスの中はリニューアルされていてとっても綺麗!
入って左手に手袋などが売っているショップとレストラン、入って右手がレンタルとスクールの受付、ロッカーがありました。
2階には本が読めるというおしゃれなライブラリー休憩スペースがあるようですが、行くことはありませんでした。
センターハウスの中には、マリオンクレープとサーティーワンアイスクリームがありました。
クレープは帰り際に買う人が多く行列ができていました。開いていない時もあるようですので、期待しすぎるとがっかりするので、子供には言わない方がいいかもです。
センターハウスに入る前の所にキッチンカーが2台とまっていました。確かたこ焼きとケバブだった気がします。帰り際に買う人が多いんですかね?
「レストラン」は料理が出てくるのが遅かった…75点
日曜日でも空いているのはありがたい。美味しかったけど少し高いかも…
センターハウスの中のレストランに行きました。
日曜でしたが、ちょっと時間をずらせば座席は空いていました。
メニューは、ラーメンやカレー、オムライスがありましたが、どれもオシャレで美味しそうでした。
ラーメンを頼みましたが、お上品な量で美味しかったです。大食いの方には物足りないかもしれません。
値段は、やっぱりゲレンデ価格。ややお高めの料金設定でした。
気になったのは待ち時間
空いている時間帯だったにもかかわらず、やたらと待たされました。
麺類、カレー、飲み物など種類別に並ぶので、子供の分を取りに行くだけで何回も並ぶ羽目に・・・
これだけでへとへとです。
せめてドリンクぐらい早くならないものかと
24年シーズンからは運営会社も変わり、どうなるのかはまだ分かりません。
(追記:エンリゾートになってもシステムやメニューは大きくは変わっていませんでした)
HPにもあまり詳しくは書かれていないようです。
ちなみにラーメンを待たされていたおじさんが、ようやく届いたラーメンを見て激怒して、周りの空気が凍り付いていました。
どうやら待ったのに量が少ないと怒られているようでした。(それとこれは違う気もするのですが・・・)
「リフト料金」はやや高め…80点
チケットは無人の販売機で購入
センターハウス入ってすぐの場所にあります。
カードやPayPayやⅾ払いなど色んなキャッシュレス決済が使えるので便利です。
有人窓口もあるようですが、使っている人はほとんどいなかった気がします。
1日券はやや高いです。
時期によって変動制になっていますが、基本的に土日なら、大人6000円以上、子ども4300円以上はします。
アソビューというサイトを使って事前に購入すれば、500円ほどは安くなるのでおススメです!
大人2人子ども2人の場合、2万円オーバーです。リフトが3本の割には高い気もしますが…
ゴンドラもあるし、全てのリフトが クワッドリフトでフード付きという点を考えれば妥当なところなのでしょうか?
子ども連れとしては、クワッドリフトは乗り降りの際、ゆっくりになるのでいいですよね。(過去に乗る時、子どもが転んでリフトを止めた経験あるんです)
がっつり滑らないなら、回数券がおススメ!!
損益分岐点はゴンドラ2回まで。
我が家は子供がキッズエリアでも遊びたい派なので1日中滑り倒すわけではありません。
冒頭でも触れたようにゴンドラで初心者コースを滑れるので、回数券を使ってゴンドラを利用しました。(追記:24年シーズンは回数券は販売していないようです)
ゴンドラは1回券900円が2枚必要です。1回乗れば4人で7200円。
2回で14400円。キッズエリア午後券800円×4人=3200円 合計17600円で収まります。
1日券を4人分買えば2万円弱になると思います。3回以上ゴンドラに乗るなら、1日券を買った方がいいですね。
「レンタル」は結構よかったです…85点
レンタルは現地の端末かスマホで簡単に手続きが出来ます
子ども用のボードセットをレンタルしましたが、バートンでした。(これ凄いんですか?あまり詳しくないのでよくわかりませんが・・・)
しかも新品かと思うぐらい綺麗でした。なんか得した気分!
今回、スマホで手続きしてみたんですが、めちゃくちゃ便利でした。
最初に会員登録して、あとはレンタルする人の情報(身長や体重など)を入力して、クレカで決済ができます。
今までのレンタルは、紙に記入するのが面倒くさかったんですよね。
スマホならQRコードを端末にかざすだけでOK!超らくちんでした。(結構レンタルする時、荷物があったりして修羅場になりますので、財布を出す手間が省けるだけもありがたい)
スマホで事前決済した場合、前日までの予約なら500円、当日でも100円割引になります。(変わっているかもしれないので確認してください)
ただ基本的な料金はやや高めな気がします。
大人スノボセット1日5600円。小学生4400円。午後料金もあるのですが、500円ほどしか安くなりません。
「コインロッカー」はいいとこにあるんですが欲を言えば…75点
スキー場で地味にストレスなのが「ロッカー」
レンタルでスキーやスノボのブーツに履き替える時、近くにロッカーがなくて2人分の長靴を手にウロウロ…
しんどい思いをしたことが何度もあったのですが、ここはレンタルと同じフロアの近くにロッカーがあって楽でした。
我が家では荷物や靴などを入れるために、毎回ロッカーを使います。
靴用の小さめのサイズのロッカーは300円だったと思います。
通常のロッカーは確か400円で、小窓を開け閉めできるタイプでした。
小さいものの出し入れなら、何度でも可能なんですが…。(他の場所にはあったのかも…)
欲を言えば、普通に1日出し入れ自由のロッカーの方がいいですね・・・
両替機は設置されていますが、硬貨切れで使えなくなっていました。
仕方ないので自販機で飲み物を買ってくづしました。そんなこともあるので、ロッカーもキャッシュレス決済タイプになればいいなと…
「コース」は大満足の一言に尽きる!!…99点
リフトに乗れなくても長距離の初心者コースを滑ることができる!
我が家の子どもはまだスノボ初心者(私も下手)リフトが怖いというので(私も怖い)これまでスノーエスカレーターで練習できるスキー場ばかり行ってたんです。
(これはこれでいいスキー場があるので、ご要望があればまたレポします)
でも距離が短いのでなかなか効率が悪いんです。キッズゲレンデはソリもぶっ飛ばしていますしね・・・
で、いよいよ長い距離を滑りたい!でもリフトはNO!そこで出た答えがゴンド~ラ!
グランデコはゴンドラに乗って最長3500mの初心者コースを滑ることができるんです。
他にもゴンドラで初心者コースを滑れるスキー場はあるようですが、調べた限りグランデコが一番初心者向けかなと。
実際、初心者の我々でも滑り降りる事が出来ました!(拍手)
おすすめはゴンドラを降りて左手に進む10番の「レインボー3500」
HPによると…「初級 MAX12°/ AV10°/ 3,500mゴンドラ山頂からベースまで、3500mの初心者向け超ロングコース、磐梯山のビューポイントもあり、のんびりクルージングコースとして大人気」との事。
全体的にコース幅は普通ですが、何より斜度がちょうどいい。
ちょっと急な場所があってもすぐ緩やかになるので怖さを感じる事はありませんでした。
ゴンドラを降りて右手に進む6番の「ラベンダーB」も緩やかでいいコースです!
ちなみに「レインボー」との合流地点は、コース取りを間違えると平坦な移動があるので気を付けた方がいいです。
初心者コースのバリエーションはそんなにないですが、十分堪能できました。
堪能どころか、思った以上に距離が長すぎました。
3500mを侮ってはいけません。子どものペースに合わせて、休み休みなので、一回目は降りるまでに1時間半以上かかってしまいました。
上手な人はあっという間に滑り降りることができるんでしょうが、我が家は「初心者集団」なので、1日券より回数券でよかったです。
「キッズエリア」は親も楽しめるサイコ~なスポット!…85点
キッズエリアは入場料さえ払えば、色んな種類のそりを無料で使い放題!!
ハンドルとブレーキ付の座るタイプのそりは優秀で楽しいです(私も楽しんじゃいました)
これ地味に優秀なのが、先っぽに伸びる紐が付いていて、スノーエスカレーターを上る時に引っ張ることが出来、滑る時には収納されて邪魔にならない優れもの。
ただ注意点としてはHPを想像していくとちょっと違うなんてことがあるかもしれないです。
時期によってエリアが変わるようです。
その代わりなのかウェーブコースがありました。これはこれで浮遊感が楽しくてよかったです。
子供も大満足でした。
ふわふわエリアは、小さい子供むけですかね。
無料で使えるソリは混雑時は争奪戦になるので、一つこんな感じのそりを持っていれば、どこでも結構楽しめると思います。
そんなグランデコも2024シーズンから、運営会社が変わるようです。
また行くつもりですので、ホテル含めて変更点があれば書きたいと思います。
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